おしゃれ好きの基本!オフホワイト・アイボリー・エクリュの違いとは
今回の記事は、これからさらにおしゃれに磨きをかけたいと考えている人向けに、白色の種類について紹介します。白色といっても数多くの種類があります。なかでも今回は、真っ白とは異なるオフホワイト、アイボリー、エクリュに焦点を当てて紹介します。また、そのほかの白色についても紹介するため、ぜひ参考にしてください。
オフホワイトは灰色や黄みがかった白
オフホワイトは、定義が存在しない色とされています。とはいえ、ホワイトコーデとの相性がよく、大人らしいコーデを実現させることができます。詳しく解説します。
わずかに色味を感じられる
白色は、明確にどのような色であるという定義が存在せず、白に何かが混じっている色というように認識されているため、何種類か存在していることになります。そのため、一般的には灰色や黄色の要素が混ざっている色を、オフホワイトといいます。ただし、黄色を感じられるような白色をアイボリーと表現する場合もあります。
おすすめのコーディネート
柔らかな印象を与えられるため、とくにレディースファッションのホワイトコーデとして用いられることが多いです。ホワイトのニットを選択し、オフホワイトのスカートを履くようにすると、冬にも活躍できるファッションになります。オフホワイトは春と夏のイメージがありますが、上手に白色を活用することで、1年中ファッションを楽しめます。
アイボリーは象牙のような黄みがかった白
アイボリーは、穏やかな印象を与えられるため、男女問わず人気を集めています。ファッションとしてだけではなく、インテリア空間にも活用できます。詳しく解説します。
アイボリーホワイトとは
日常生活では、真っ白ではない白色、もしくは黄みの薄い灰色とたとえられることが多いです。日本では、印鑑の高級素材として親しまれていますが、近年では象牙製品の取引が禁止されているため、希少価値が高いものとなっています。
真っ白よりも穏やかな印象を与えられる
アイボリーは真っ白に近い色ではあるため、真っ白をファッションの主役にした場合、主張が強すぎて困ってしまうというときに使えます。真っ白のように主張し過ぎない色なので、組み合わせた色を上手に引き立てられます。また、まろやかな柔らかい印象を与えられるため、柔らかい印象に魅せたい人向けのコーデです。
パステルイエローと組み合わせる
アイボリーホワイトとパステルイエローは、どちらも膨張色ですが、組み合わせることでスリムに魅せることができます。
テラコッタと組み合わせる
テラコッタとは、茶色がかったオレンジ色を指すものであり、アイボリーホワイトとの組み合わせは、カジュアル/ビジネスのどちらでも活用できるため、重宝されています。
ダークグリーンと組み合わせる
ダークグリーンと組み合わせると、色合いにメリハリがつき、フレッシュな印象を与えるとともに、穏やかになじみます。
ティールブルーと組み合わせる
鮮やかな印象を与えすぎないティールブルーと組み合わせることで、懐かしい印象を与えられるようになっています。
エクリュは少し黄みのかかった白
エクリュは、柔らかくてまろやかな印象がある色です。近年はアパレル業界でよく取り上げられるほど、注目を集めているカラーです。詳しく解説します。
より黄色が強い白色
かつて昔のアパレル業界では、生成りという用語で知られていましたが、近年ではエクリュという用語が使用されるようになりました。黄みを帯びた薄い茶色ではありますが、晒していない麻や木綿などの素材を指すニュアンスカラーであるため、アイボリーよりも黄色の色が強いものを指すこともあれば、先述したオフホワイトやアイボリーを含んでいることもあります。
ほかにオークルやオートミールという白もある
白色と表現しても、奥深さがあるのがカラーの世界です。ほんの少し赤みや黄色が強いだけで、相手に与える印象も変化します。自身に似合う色はどれなのかを考えながら、着飾れるコーデを探してみてはいかがでしょうか。
肌色に近く赤みがあるオークル
オークルとは、土色に分類されている色を指します。ベージュと混同されがちですが、ベージュはより黄色が強く出ている一方で、オークルはより赤みがあります。ファンデーションのカラーにもよく用いられている言葉なので、馴染みがある人もいるのではないでしょうか。ビジネスカジュアルの場面で着用する服として、オークルとネイビーを合わせたものがおすすめです。
カーキやオフホワイトとも異なるオートミール
オートミールは、カーキよりも強い印象を与えませんが、オフホワイトとも少し異なります。優しい色合いが特徴的なので、白と黒のように強調されるような色を優しく中和する役割を果たしています。白と黒のコントラストを活用したファッションが人気を博しつつあるため、より個性的に飾りたいという人は、上手にコーディネートとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
白色に灰色や黄色などが混じっている服を着用すると、真っ白の服とは異なる魅力を感じます。落ち着いた印象や柔らかい印象を相手に与えられるため、コーデのローテーションに困っている人は、ぜひこの記事を参考にしながら、試してみてはいかがでしょうか。白色にもさまざまな種類があることを知ると、おしゃれの幅が広がります。